課題
全世界に15万人以上の従業員を抱えるGoogleは、変化をいとわず、グローバルで複雑なビジネス課題に果敢に挑戦できる人財を求めており、その実現に向けて文化的変革を起こすためには、全社の管理職が複雑な状況においても難なく業務を遂行できる能力を身につけることが不可欠であるという結論にたどり着きました。
そこでGoogleは、より良い組織開発を実現するにあたって、スーパービジョンに着目。Hult EFとのパートナーシップを通じて、革新的な認定コーチングスーパービジョンプログラムである「Super-Vision」を設計し、社内のコーチング実践者がさらなる信頼性を獲得し、真のインパクトを生み出すことのできる環境づくりを目指しました。
同プログラムの主な目的は、EMEAと米国地域から集まった15人の経験豊富なコーチからなるGoogleの社内チームを、社内コーチングと組織開発のスーパーバイザーへとステップアップさせ、社内の管理職が文化的変革に伴う不確実性と変化をうまく乗り越えられるように支援する仕組みを確立させることにありました。
本事例では、専門的パートナーシップによる効果に加え、Google向けのプログラムの成果と組織へのインパクトについて解説します。