グローバル連携による英語への緊急度は高まっているが、男女差および年齢差の広がりを見せている。
目まぐるしく変化するVUCA時代での英語の必要性は依然として変わらない
弊社が保有する英語能力指数(EPI) 2023は、113の国と地域、220万人が受験したテストデータを元に作成しており、この予測困難なVUCA時代において、より深く物事を理解しアクションを起こすために英語学習が依然として必要であることが理解できます。AIや自動翻訳の普及がグローバル連携における活用の機会として多く増えてきていますが、それらは言語コミュニケーション力の代替になるわけではなく、人との心の繋がりであるエンゲージメントを高めるためにも英語コミュニケーション力はより一層の重要度が増すということになります。今年の報告書では、組織も人財も同様に、自己表現、コミュニケーション、コラボレーションを行うためのツールとして英語の緊急性を裏付ける結果となりました。
注視すべきポイント
英語コミュニケーションに対する重要性は従来以上に高まっていますが、弊社の12年間に及ぶEPIのデータからは、人事およびL&Dリーダーの皆様に一度立ち止まって対応策を考えていただきたい大きな傾向があります。